国産天然ガスとLNGの動向と都市ガス料金の改定について

2013年4月1日

弊社の都市ガスは、2010年4月より原料構成が国産天然ガス73%、LNG27%の比率で供給させていただいております。近年、環境負荷の少ない天然ガスの国内需要は高まる一方、LNGより比較的安価な国産天然ガスの埋蔵量には限りがあることも事実です。この貴重な国産天然ガスを枯渇させてしまうことなく少しでも長く有効に利用するためには、今後、徐々にLNGの混合比率を高めていくことが避けられない状況となっております。このような状況のもと弊社は、2014年4月よりLNGの混合比率を現在の27%から37%程度に引き上げさせていただくことを予定しております。

弊社は、2002年の熱量変更事業による天然ガス導入以降、原料卸価格が高騰している状況下であっても経営効率化努力の成果として2004年1月▲6.24%、2007年6月▲11.5%、2011年4月▲0.8%と、3回にわたり小口部門の本格的なガス料金の値下げ改定を実施してまいりました。しかしながら比較的安価であった国産天然ガスの卸価格は、2014年4月より本格的な値上がりが予定されております。弊社といたしましては誠に心苦しく存じ上げますが、そのおりはガス料金を値上げさせていただかざるを得ない状況が強く予想されます。
弊社は、今後も更なる経営効率化に真摯に取り組んでまいりますので、何卒前記ご理解を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

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青梅ガス株式会社 業務部 TEL 0428-31-8111 (平日9:00~17:30)