ガスの安全な使い方(ガスご利用ガイド)

ガス機器の接続に関する確認ポイントや地震のときの注意点、ガスが出ない、ガス臭いときの対処法、ガス機器のお手入れや点検の仕方、ガスの安全な使い方を掲載しています。


安全にガスをご利用いただくために、新鮮な空気と入替をお願いします。

ガスが燃えるには、新鮮な空気が必要です。

換気(給気と排気)が不十分な状態でガス機器を使用すると、燃焼に必要な酸素が不足して不完全燃焼を起こし、有毒な一酸化炭素(CO)が発生し中毒になるおそれがあります。

小型湯沸器の使用中に度たび火が消える場合は、直ちに使用を中止してください。点検が必要なため、青梅ガスまたは販売店にご連絡ください。

30分に1回、1分程度換気してください

ガスストーブは、換気をしてもバーナー部分が傷んでいたり、ほこりが詰まると一酸化炭素が発生し危険な状態になる事がありますのでご注意ください。

  • 不完全燃焼防止装置のついていないガス機器は、お取り替えをおすすめします。

必ず換気扇を回すか、窓を開けて換気してください。
不完全燃焼防止装置付の機器でも必ず換気を行ってください。小型湯沸器の長時間連続した使用につながるお風呂・洗濯機への給湯や、シャワー・洗髪への利用などは大変危険ですので絶対におやめください。

  • 不完全燃焼防止装置のついていないガス機器は、お取り替えをおすすめします。

屋内に設置された煙突式風呂釜(煙突が1本の風呂釜)でお風呂を沸かしているときやシャワーを使っているときは、隣接するキッチン等のお部屋で換気扇を使用しないでください。
風呂釜の排気が逆流して、一酸化炭素中毒を起こすことがありますので、煙突式風呂釜と隣接したキッチン等の小型湯沸器を同時にご使用いただくことはできません。

飲食店など、業務用にガス機器をお使いのときも換気に注意してください。

  • 換気扇・排気ファン等で常時換気するよう皆様で心がけてください
  • 湯沸器をご使用の際も忘れずに換気してください
  • 流し台と湯沸器の設置場所が離れている場合も換気装置を運転!
  • 換気ができない場合は使用を中止して販売店にご相談ください

安心してガスを使っていただくために、古くなったガス管は早めにお取り替えを。

青梅ガスでは、お客様にガスを安全にご利用いただくために、古くなったガス管(経年ガス)のお取り替えをお勧めしています。旧来(昭和期)のガス管の多くは、鋼管の表面に亜鉛メッキを施したもので、特に地中に埋設されているガス管は、露出のガス管と異なり腐食しやすい環境にあります。

近年では、腐食しやすい埋設部分のガス管については、耐食性・耐震性に優れた「ポリエチレン管(PE管)」を使用しております。

今後ともガスを安心してお使いいただくためにも、埋設部分のガス管を「ポリエチレン管(PE管)」にお取り替えくださいますようご検討ください。なお、お取り替えの目安は、一般的におよそ30年程度といわれています。

現地調査・見積もりをご希望のお客様はご連絡ください。担当スタッフがお客様のお住まいにお伺いし、ガス管の状態を確認させていただきます。また、その状況を基にガス管のお取り替え費用のお見積もりをご提示させていただきます。

敷地境界部よりガス消費機器側(お客様の敷地内)のガス管は、お客様の資産です。

青梅ガス株式会社

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お電話受付時間:9:00〜17:30(日曜・祝日を除く)


お庭のお手入れときなど「ガス管の損傷」に注意してください。

防草シート類の固定用ピン杭の打ち込みにより、ガス管を損傷する事例が増えています。

近年、地震に強いガス管として「ポリエチレン管(PE管)」の採用が一般的となっています。強度と延性(伸び易さ)を兼ね備えており、地震等の大きな力が加わっても損傷しづらい安全なガス管です。しかしながら、ポリエチレン素材のため、先端が鋭利な金属のピン杭等を強い力で打ち込むと貫通し、ガス漏れが発生してしまいます。

お庭のお手入れや外構工事をお考えの際、敷地内にあるガス管の位置がお分かりにならない場合は、事前に青梅ガス導管部までご相談ください。


冬期は暖かい地方でも、給水・給湯配管の水が凍結し、破損事故が起こることがあります。予防のためにできることは?

給湯器(電源プラグを使用している機種)には、「凍結防止機能」が搭載されていますので大寒波による急激な気温低下による凍結、または、凍結による機器本体の故障等は起こりにくくなっております。ただし、給湯器に接続されている配管部分の凍結防止には効果がありません。

【自動ポンプ運転】

追いだき機能付きふろがまの配管に自動で水を循環させることで給湯器が凍結を防止する機能です。気温が5°C以下になり、かつ、浴槽の水が循環口よりも上に残っていれば自動的に作動します。自動ポンプ運転の凍結防止はあくまで給湯器と浴槽を循環している配管の保護となりますので、給湯器の水道配管部分の凍結防止には効果がありません。

  • 浴槽の水は、循環アダプター上部より5cm以上ある状態にしてください。凍結防止機能が作動すると、給湯器内の循環ポンプが運転し作動音が生じる場合があります。なお、浴槽内に水がない場合に給湯器内の循環ポンプが空運転し、機器から大きな音が発生する場合があります。

【給湯器内部に装備されたヒーター】

ヒーターで給湯器内部の配管をあたためることで凍結を防止します。

  • ガス給湯器のリモコンの運転スイッチをオフにしてください。リモコンがない場合は、ガス給湯器のガス栓をしっかりと閉めてください。これは「手順2」により、ガス給湯器が燃焼運転することを避けるために行っていただくものです。
  • お湯の出る蛇口から1分間に約400ml(水の太さが約4mm程度)の水を流し続けてください。この場合、浴槽から水があふれることがありますのでご注意ください。(水量が不安定なことがありますので30分ぐらい後にもう一度水量をご確認ください。)

お湯も水も出ない!

お湯の出る蛇口からお湯も水も出なくなった場合には、給湯器、または、接続されている配管が凍結した可能性があります。

  • 給湯器のリモコンをオフにしてください。(給湯器の電源プラグはコンセントから抜かないでください。)
  • 気温の上昇によって自然に解凍するまでお待ちください。お湯をかける、またはドライヤー等で温風を当てますと配管等が損傷する恐れがあります。
  • お湯の出る蛇口から水がでるようになったら、給湯器やその配管から水などが漏れていないかを確認してご使用ください。

※凍結による破損は有償修理となります。

機器の所有者、管理者の方は、凍結による破損を防止するため凍結予防措置を行ってください。特に長期不在や空き部屋など電気のブレーカーを下げている部屋は十分ご注意ください。


日本ガス協会「安全周知Webサイト」では、一部動画で確認できます

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